ケミハード工法II型
コンクリート同等の高強度可塑状グラフト 4週間強度:18N/mm2以上

コンクリート同等の高強度可塑状グラフト
4週間強度:18N/mm2以上

ケミハードエ法II型とは

 一軸圧縮強度(材例28日)=18N/mm2以上を確保
した2液等量型の可塑状グラウトです。
このグラウトはケミハード工法をベースにし、粘着剤を使用することにより、可塑性を持たせたものです。
ケミハード工法は、養生時間が短く、初期強度を必要とする場合に用いられますが、ケミハード工法II型の場合は、強度をコンクリートと同程度に設定したものです。

 

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ショーボンド建設株式会社

特長

高強度型・耐久注入材
1 コンクリートと同等な強度を有しています。
2 耐水性に優れており、希釈されません。
3 可塑性を呈しているため、歩留し逸走が少ないです。
4 砕石や骨材を使わないため、充填性にすぐれています
5 潮の干満の影響を受けません。


ケミハードエ法II型の可塑化時間

 ケミハードII型は、液温20℃の場合、2液混合後、5秒前後から粘性が徐々に増し、15秒前後には可塑状領域(150mmX150mmのフロー値)に達します。
  可塑化時間は液温により変化しますので、液温の確認を定期的に行ってください。

 

ケミハード工法II型の適用範囲

◆建屋基礎部に発生した地盤変状対策注入および建屋傾斜に伴う修正(ジャッキアップ)注入。
◆堤防・擁壁等の基礎部空隙・空洞。
◆地盤陥没箇所の空洞注入。
◆トンネル覆工等の巻厚不足箇所の増厚。
◆橋台背面に発生した空洞。
◆その他高強度を必要とする構造物背面の空隙・空洞。
◆表面乾燥するような場所への施工は避けてください。